青葉飛鳥の酒煙娯楽日記

デレマスPの趣味人が、お酒やたばこ、ギャンブルについて語るブログ。

『P緋弾のアリアⅢ 設定付』 を打ってきたよ

 どうも、青葉飛鳥です。

今回は、この度5月20日導入された新台、

『P緋弾のアリア 設定付』を打った感想などを語っていこうかなと。

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 よろしければ最後までお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

スペックについて

 まずは本台のスペックについて軽くおさらいをしておきましょう。

この台を打つうえで大事になるであろう数値だっけ抜粋してみます。

 

大当たり確率→ 設定1 1/319→1/1.58

        設定6 1/254→1/1.58

 

Hysteria Rush突入率→ 64.2%

Hysteria Rush継続率→ 約63%

 

ラウンド→ 5RV(4R) or 4R

 

 この台は、同じく藤商事から出されたパチンコ、

『CR緋弾のアリアAA』のようにミドルスペックの台です。

そこからの差ということで、大当たり確率が1/254の設定6が存在しています。

 

 この1/254という確率はイメージしずらいかもしれませんが。

SANYOから出ている『P咲‐Saki‐ 阿知賀編』の設定1が1/239なので、

それに近いような重さ、だといえばまだわかりやすいでしょうか。

 

正直、どちらにしろ軽くはないです。ミドルスペック基準だからしょうがないね。

 

 Hysteria Rushというのが、要は確変時短のことで。

この間は大当たり確率が1/1.58という破格の数字になります。

そして、その確変への突入率が約6割。

うん、こうしてみると悪くない。

 

ただ、うまい話には裏があるもので。ラウンド数をご確認ください。

実質4Rだけです。出玉で言うなら、約300個強だとか。

 

つまり要約するとこうです。

「初当たり時に振り分けの4割を引いた場合、1/319でも出玉は300発ほどの単発。」

1/199の『CRF戦姫絶唱シンフォギア』ですら、

初当たり時には実質4Rとは言え約400発弱の出玉があるわけです。

この辺りの情報をどう受け止めるかで、

この台を打ちたいか打ちたくないかが大きく変わってくるような気がします。

 

 演出

種類について

 ここからは、自分が実践した感想も含めて書いていきます。

 

 藤商事の公式サイト*1によれば、

期待できる通常時の注目演出は5つらしく。

・あんたあたしの奴隷になりなさい予告

・ヒステリアビジョン

・Ultimate Assult Quest

・どきどきチャンス予告

・ヒステリアモード

となっています。

 

 このうち、今回の初打ちで見ることができなかったのが、1つ目と3つ目。

どきどきチャンス予告はそれなりに煽りが来ますがほぼ寒く。

ヒステリアモードとヒステリアビジョンに関してはセットでの登場*2になりました。

 

ヒステリアモードというのは、テロップや図柄や保留などのランクアップ。

また、デンジャー柄やヒステリアビジョンなどの誘発を行うモードとなっています。

他社で例えるなら、上で挙げたP咲のギミックカード要素。まさにアレです。

 

頻度について

 今回の『P緋弾のアリアⅢ』は、

通常時のモードをいくつかの中から選ぶことができます。

覚えている限りでは、

ノーマルモード

・シンプルモード

・プレミアムアップモード

・沖縄モード

・(忘れた)

の5つだったと記憶しています。

 

 沖縄モードをちらっと選択した際に、スロットの30パイコーナーで見るような赤い花が見えたので、まぁそういうことだと思います。

 

とはいえ、今作はAAと比較しても通常時の演出頻度が控えめに感じました。

信頼度の低い演出や、わけのわからないうるさいだけの演出が頻発することなく。

要所要所でどきどきチャンス予告がちらつき、それ以外は基本的に静かめ。

 

演出が頻発して「ハイワロ」「対アリ」となるのがいいのか。

それなり以上の期待度がないと演出が発生しにくいのか。

ここも好みが分かれるところだとは思います。

 

 ただ、この台に関して言えることがあれば、

通常時は点滅保留待ちになるのかなと。

一応、レア保留としてD(またはE)からS保留までがあるのですが、

それがへそに入った時点で現れるかはわかりません。

保留ランクアップの演出はあったので、

期待度は低くとも特殊保留待ちの可能性が強いのかな、と思ったわけです。

 

 

大当たり

 さて、初当たり後は確変時短に突入するかしないかの演出があります。

ここで6割を引ければ、その後は1/1.58を延々引き続ける簡単なお仕事へ。

ここで4割を引けば、300発ほどの参加賞を渡されて終わり。となるわけです。

 

 確変時短へ突入した場合は、タイマーを作動させ。

その時間中に1/1.58を当て続けるといった流れになります。

ちなみにこのタイマー、時間の組み合わせが何種類か決まっているのですが、

実際その時間ぴったりには終わりません。

 

 例えば、8分08秒のタイマーが作動したとして、

・演出の終了時

・プッシュボタン出現時

などにはほぼ必ずストップがかかりタイマーが停止します。

 

また、選ぶキャラクターにより、例えば4分〇〇秒のタイマー表示であっても、

演出で時間を停止させ、実際にはそれより長い5分や6分の稼働になることもあります。

 

それが内部的には長めの時間が選ばれていて、演出でそう見せられているだけ、

かもしれませんが。解析も出てないので何とも言えません。

 

 とまぁいろんなことを書いてきましたが。この小当たりラッシュ、存外面白い。

1回の当たりにつき300発ほどなんで出玉感はないんですが、

それがぽんぽん当たっていくのでまぁ楽しい事楽しい事。

 

 当たらないかなぁ、と思った期待度の敵をあっさり倒したり、

期待度が高めの敵であっさりやられたりということもありますが。

LEGEND BATTLEや、明らかなチャンスアップ。*3

また虹色演出やデンジャー演出、

次回予告などは(今回の実践上)ほぼ外れがありませんでした。

熱い予告がしっかりと当たってくれるのは、この台のいいところかもしれません。

 

 

 また、虹色以外にも、

・藤丸くん登場によるプレミア演出

・キャラのボイスでの「きゅい~ん!」

・(シンフォギアでおなじみの)着メロで『Scarlet Bullet』が流れる

などは、おそらく確定演出だと思われます。

 

個人的に、着メロは大当たり後に流れる印象が強いので*4

前予告として流れるのは新鮮でしたね。

 

 

 

総評

 面白い台だけど、そう打たないだろうなぁ。 という台。

小当たりが続いて何十連もするというのは魅力的で楽しいけれど、

初当たりの4割を引いたら300発というのがやっぱりつらいなと。

 

 少なくとも、似たようなスペックのAAでは初当たりの4割を引いたら確変時短には入らないものの15R分の出玉がもらえるわけですよ。

なので、

初当たり→4割→15Rの出玉で再チャレンジ→初当たり→

というループが作れたんですが、今回もそうもいきません。

 

 とはいえ、ラッシュに入った時の爆発力と継続力は確かにあるとは思います。

ラッシュの継続率が64%なんですが。

これっておそらく継続ジャッジ*5自体の突破率なんですね。

 

AAにもファイナルバトルという”泣きの一回”の演出がありますが、

あちらは単体では突破率50%以上なんですよ。

 

全体では継続率85%のAA。けれど泣きの一回は50%保証。

泣きの一回兼全体での継続が64%のアリアⅢ。

どちらを取るかは、完全にユーザーの好みでしょうね。

 

 今回の台は、

「同じスペックで別の味付けの台を出したから、

どれを遊ぶかは君たちが自由に悩んで決めてくれ」

という藤商事からのメッセージが見えるような気がするようなしないような。

 

同じスペックでゲームフローも同じような台を出されるよりかはいいのかな。

なにとは言わないけれど。

 

 ネットの前評判ではスペック面での批評が目立った今作ですが。

実際打ってみてよくよく考えてみると、

うまいことバランスがギリギリ取れてるような気はします。

 

でもまたすぐに打つかと言われたらなぁ。

良台と胸張って言えるかと言われたらあれだけど、悪いかといわれると…

そんな台。

 

 でも、

2400発消化するのに時間かかるよりは全然いいか。

 

 というわけで、また別の台の話題で青いしましょう。

 

 

*1:P緋弾のアリアⅢ設定付

*2:流れ的に言えば、ヒステリアモード→ヒステリアビジョンでした。

*3:赤いオーラを身にまとう、シルエットが赤い

*4:大体シンフォギアファフナーのせい

*5:かなめバトル